【道央編④小樽】駅のホームで肉を食らう。2019.08.
2019年もなんと3分の2は終了してしまったようです。
秋の気配に焦りとワクワクが同居して忙しい頃ですが、道内あちこち行ってみる企画は第7弾です。
しつこいようですがワタシは北が好き。目的地も道北方面を選びがちです。
しかしこの日、体力的に遠出は厳しい…でもどこか行きたい…
という自分のワガママで自分を振り回した結果、目的地を倶知安に設定しました。
車では訪れたことがありますが、そういえばJRで行ったことがないなぁ。と気付き、行ってみることにしました。
まずは小樽を目指します。
札幌から小樽までは快速エアポートに乗車。海側窓際を確保して車窓を楽しみます。
絶対山派、海コワい。
と思っていますが、見ている分には良いものです(毎回同じこと言うけれど)。
道南いさりび鉄道が目じゃないくらい、かなり海岸近くを走ります。あ、道南いさりび鉄道大好きですよ。
遠くには大好きな風力発電の風車が見えました~(後で調べたらコスモエネルギーのものでした)!
あっという間に小樽到着。
さすが北海道を代表する観光地、人が多い……。。。
HPがどんどん削られていきます。。。
小樽駅は想像よりもコンパクトながら綺麗な駅。たくさんのランプが飾られていてとても可愛かったです。
ここで1時間強の時間がありますが、今さら運河沿いを観光するつもりはございません!
初の駅付近にテンションが上がり、HPも回復してきたところで「なると本店」へ向かいます。
実は初めてのなると。開店からそう時間はたっていませんが、さすが混んでおります。
他にやりたいこともないので、半身揚げを食べるべく整理券を取って待つことに。
…
…
…
したのですが、なかなか進まない。
待つことに飽きてしまったのでテイクアウトに変更し、駅で食べることにして小樽駅を目指します。
アツアツ、サクサク、ジューシーでおいしい!
高温で揚げているのでしょうか。多少の骨ならお煎餅のようにパリパリと食べらさる。。うま。
ホームで鶏を半身食べるというなかなかシュールな状況にも負けず、おいしくいただきました。
【道央編③安平】ときめきの時間と空気。2019.08.
北に行く予定が道央になった、道内あちこち行ってみる企画第6弾。
ずっと行ってみたかった安平の道の駅、D51ステーションを目的地に追分駅を目指します。
が、その前にちょっと寄り道。
時間が微妙に余っていたので、車で近くを通るばかりだった大麻駅で降りてみました。
この後、札幌駅へ戻るJRに乗っていると、白石駅で千歳方面への乗り継ぎができるとアナウンスが。
お恥ずかしいながら、札幌の白石厚別方面にめっぽう弱く、知らなかったのです。。
早速白石で乗り換えることに。
ここから千歳まで行き、乗り換えて追分駅へ向かいます。
JRは緑の中を進んでいきます。
北に行くのが好きなので、畑が広がる車窓がおなじみでしたが、
途中、牧場のにおいがするのがなんとも安平に向かってる感じがしました。
駅からD51ステーションまでは徒歩で15分ほど。
車も人も少なく、のんびりとした雰囲気が漂っています。
ここからはちょっと坂道。結構勾配がきついです。
この日は週末でしたが、働いている方が多かった気がします。
坂道の途中では工事をしている方々に遭遇。
と、ここで寄り道。神社発見。
がらんとしていました。
鳥居はくぐらずこちらで失礼。
ひっきりなしに駐車場に車が入っていきます。
ここへ向かう道中、ほとんど人に会わなかったとは思えないほど、たくさんの人でにぎわっていました!
見るものが多く、楽しめます。
行ったときはD51 を車庫内で見学しましたが、日時によっては屋外展示もしているようです。
中はゆったりしたフードコートやお土産店、隣は野菜の直売所、屋外にも屋台が出ていて乾物などを売っていたり…フードワゴンもありました!
せっかく来たので、こちらを…
色は黒っぽいですが、味はミルク。
とってもおいしかったです~♪
フードコートは窓際にカウンター席、真ん中にテーブル席があり、porocoやじゃらんなども置いてあって自由に読むことができました。
散々満喫したので、駅へ戻ります。
町の中で見かける民家の多くは、廃墟?となって雑草に覆われていることが多かったです。
それでも花たちは咲くし、草も伸びる。うむ。
町の中を歩くのが大好きなのですが、安平町はなかなかときめきます。
時間と空気と生活感が絶妙で、とても心くすぐられます。
余談ですが、この「役場」という言い方がたまらなく好きです。
市役所にはときめかないのですが、町役場にはときめきが止まらない~。
追分駅もとっても素敵で、ワタシの好きな駅Best3には入るであろう駅となりました。
何が良いって説明できないけれど、雰囲気が最高です。
好きすぎてぼんやりしていて、危うく乗り過ごすところでした。(爆笑)
あぁ、楽しい旅でした。
好きな町がまた増えてしまったなぁ。ハッピー。
【番外編⑤青森】朝日と220本鳥居。2019.08.
ワタシの夏の定番、青森。
今年はGWにも訪れているので、あまり久々感はございませんが行ってきました。
特に目的はなく、雑用をこなすという感じですが田舎の時間の流れを満喫。
今回は実家の愛犬も連れて行きましたが、暇すぎて散歩に引っ張り出しまく…ったのですが、ビビリな性格なのであまり歩かなかったり…。
ということで一人でも散歩ばかりしておりました。
諸事情につき、まったく寝れぬまま朝になった日がありまして、外に出てみたら綺麗な朝日が!
慌てて着替えてカメラを片手に飛び出しました。
誰も見ちゃいないものの、周りは農家さんばかりなので、みなさん朝が早い。
ワタシも夜より断然朝が好きです。
墓参りやらなにやらバタバタしていましたが、観光も。
高山稲荷神社に行きました!
こちら、のぼったりくだったり、とにかく階段が多いのです。
膝腰に自信がない方、お気を付けください。
ちなみに今回ワタシは、膝がぐちゃぐちゃ気味の両親&叔母夫婦とともに訪れました。チャレンジャー。
ゆるい坂をせっせとのぼっていくと、頂上から見えるのがこちら。
敷地はそんなに広くないのですが、コンパクトにまとまっています。
高山稲荷の写真はインスタで見たことがあって、どこにあるのかなーと思っていましたが、まさか比較的近所にあるとは。
来られてハッピー。
ちなみに頂上には
ということでお昼ご飯は和歌山さんのしじみラーメン!
いつの間にか風力発電の風車?が見えるようになったのですが、
十三湖越しにも見えました。
この風力発電の風車がなぜだか大好きなので、とてもときめきました。
かっこいいぜ。
高山稲荷に行く途中でも間近に見られる道があり、大興奮でした。
【番外編④札幌】オペラ トゥーランドットを観てきた。2019.08.
先日、トゥーランドットを観てきました。
舞台鑑賞好きを公言しているにも関わらず、初のhitaru。
正直、写真の方がいいなと思ったけれど(ハコあるある)、やっと hitaru観劇デビューできて良かったです。
安定の天井桟敷(一番お手頃席)でしたが…観にくい!!!
国内外、色々な劇場に行き、色々な天井桟敷で観てきましたが、hitaruが一番観にくいです。
かなり急な角度がついているので見やすいのかと思いきやそうでも なく…。
安全のためにバーがついているのですが、 それが舞台とかぶってめちゃくちゃ観にくいのです。
前の席の方が前のめりになるのでさらに。。
この方のマナーももちろんですが、 確かに前かがみになりたいくらい観にくいので、 ホールの設計的にも問題ありだよなーと思ってしまいました。
そして、縦に長い建物なので、導線が悪いというか。
観劇後のハケが本当に悪く、ささっと出た方ですが、 上から下まで降りるのに20分くらいかかりました~。
これは仕方ないけども、 同じくらいかそれ以上に収容できる他のホールの方がハケ早いよね 。
同じ4階でも(ちなみにhitaruの4階席は9階にあります) 。
そもそもの土地の広さの問題かな?
というわけで、hitaruそのものはすごく好きじゃないなと思 っているのですが(長くなってしまった…)、
トゥーランドットの作品そのものはとてもとても素晴らしかったで す!
一番好きなのはミュージカルなので、オペラは久しぶりでした。
今回のトゥーランドット、まず印象的だったのは衣裳。
豪華絢爛とは真逆と言っても良さそうなほどシンプルで、 全体的にモダンな雰囲気。
トゥーランドット姫も姫らしいのは真っ白( ちなみに最終章は真っ黒です)であることくらいで、 煌びやかな装飾があるわけでもなく、 一見すると姫と分からないほどシンプルな衣裳でした。
全編イタリア語で進むので字幕表示がありますが、 今回はこれに相当お世話になりました。
舞台を観ていれば大体何となく分かるものですが、 舞台が全体的に暗い&衣裳での判別が難しいので字幕必須。
登場人物の中で一番好きなのはリュー。
余談ですが、レミだとエポニーヌが大好き。こういう役どころ( 悲劇のヒロイン的な)が好きなんですね~共感度高め。
ワタシが観た回でリューを演じていらっしゃったのは中村恵理さん 。
小柄なお姿から発せられるパワフルな歌声は圧巻でした。
カラフやティムールの歌にある、「小さなリュー」や「優しい娘」 がぴったり。
リューって、 カラフ王子を愛するがゆえにちょっと狂気な感じさえするのですが 、 その狂気な感じと純粋で真っ直ぐな感じのバランスがとても素敵で した。
あと、 隠し持っていた短剣を取り出すシーンがとてもかっこよかったです 。
カテコも可愛かったな。
ワタシの知っているトゥーランドットは、 最後にトゥーランドットとカラフが結ばれるというものなのですが これは違った!
カラフが見ていないうちに自害したリューのそばに落ちている短剣 を拾い、なんとそれで自害!
え!?うそ!?と思ったら終わりました。笑
後から調べたところ、演出家のオリエ氏は「 トゥーランドットのエンディングがハッピーエンドであるのはなし 派」だそうで、こういった表現になったそうです( トゥーランドットを作曲したプッチーニはリューが死んでしまった ところまでで、その後はアルファーノが書いたんですね。 勉強不足で知らなかったです)。
びっくりしたけど、この終わり方の方が好きだなと思いました。
欲を言えば、 ごてごてのコスチュームものが好きなので衣裳がもっと色々だと良 かったなー。
でも、久しぶりの舞台鑑賞、良い刺激になりました!
【道北編⑥上砂川】北海道一小さな町。良くも悪くも「悲別」の名が似合う町。2019.07.
さて、道内あちこち行ってみる企画第5弾のメイン目的地に選んだのは砂川市のお隣、上砂川町。
上砂川町も炭鉱の町です。
北海道一面積が小さく、北海道では珍しくまったく農業を営んでいない町です。
たしかに、砂川市には農地が見られましたが、上砂川町に突入した途端に見かけなく…。
余談ですが、ワタシはスーパー晴れ女。
元々雨女だったのですが、ある時道外に住んだことがありまして、それを境に晴れ女に転身しました。
この日も「曇りだしなー」と思い、Tシャツ1枚で出かけたところ、この後どんどんピーカンに。。
近年まれにみる日焼けっぷりでした。
なぜ、上砂川町に鶉とつく地名が多いのかといいますと、初めて入植し開墾した山内甚之助さんが福井県鶉地区の出身だったからです。
開墾に成功し、この辺りが晴れて自分たちの土地となった山内甚之助さんは、鶉農場という名前を付けました。
それが今も残っているというわけです。
ちなみに、鶉農場というだけあって、最初は上砂川でも農業を営んでいたのですが、炭田が発見されてどんどん炭鉱の町として栄えていきました。
三井鉱山がどんどん坑口を増やしていくにつれ農地は売られ、関連施設などになっていったというわけです。
町の入り口を堪能し、さらに進みます。
車どおりは比較的多いですが、通過されるばかりなので町はなんだかひっそりとしています。
ときどき人にも会うし、住宅も学校もあるのですが、不思議な静けさ。
ワタシ以外の人にはこの町が見えていないのかもしれないと思ってしまうような…。
時間が止まっているみたいな気分になりました。
ワタシは、炭鉱閉鎖の年生まれなので知らなかったのですが、1984年に放送された「昨日、悲別で」というドラマの舞台になったのが上砂川町です。
旧上砂川駅が悲別駅として使われていました。
その他にも、ドラマ関連の写真やポスターなどが飾られています。
とても綺麗で、大切に保管されているんだなぁと思いました。
中央立坑をもっと近くで見たいので、さらに進みます!
決して炭鉱マニアではないですが、やっぱり近くで見るとドキドキします。
町のシンボル、かっこよかった!
その向かいにあるのが…
炭鉱が閉鎖したあと、立坑櫓を活用して無重力実験を行える施設を作った上砂川町。
残念ながらそれも10年くらい(かな?)で廃業となりました。。ちーん。
カントリーサインも、し~たんの前は無重力実験に関するものだったと思います。
その無重力実験科学館の隣にあるのが、かみすながわ炭鉱館。
炭鉱館の裏手にはズリ山も見えます!
ひっそり不思議な上砂川町ですが、すれ違った小学生の女の子が「こんにちは!」って言ってくれたり、まちの駅ふらっと前で目があったマダムがペコっと会釈してくれたり、とってもうれしかったです!
ということで戻ります。
というわけで、ちゃっかり砂川も楽しんだところで帰路につきます。
今さらのお昼ごはん。
第5弾も無事終了です。
次の予定も道北編となります~北が好き。
【道央編②岩見沢】がらりんちょな駅周辺。2019.07.
色々とタイミングが合わず、なかなか出かけられないまま7月突入。
遠くに行けないことがストレスになり
「北海道の夏は短いんだから!!」と、勢いで出かけた道内あちこち行ってみる企画第5弾。
出かける先に迷いはありましたが、とりあえずどこに行くにしろ岩見沢だ、ということでやってきました。
乗り継ぎで利用することはあっても、降り立ったのは初めて。
今回は途中下車も強気でできちゃうので、降りてみました!
というのも、今回はJR北海道さんで発行している『一日散歩きっぷ』を利用しているのです。
土日限定の切符ですがとってもお得です。
この夏は青春18きっぷにもチャレンジ予定ですが、一日散歩きっぷは期間の指定がないですし、思い立った時に使えるのでとっても便利。
この魔法の切符を手に入れたので、歩いたことのない岩見沢駅周辺を散策してみることにしました(途中で決断した目的地へ行くにも乗り継ぎ時間が余ったことですし)。
駅前のローズガーデンにはベンチもたくさんあって、多くの方がいらっしゃいましたが、一歩抜けるとがらんとしています。
駅前にはアーケード街(商店街?)がありました。
炭鉄港が日本遺産に登録され、脚光を浴びているのかいないのかは分かりかねますが、
空知地方はにわかに盛り上がっている…と勝手に思っている。
中にもお邪魔しましたが、書籍や映像など炭鉱にまつわる資料がたくさんありました。
炭鉱関係で知りたいことがあるときはここへ来ようと思います。
まちぶらするも、本当に特に何もなく…(すみません)。
岩見沢には観光地がいくつもありますが、どれも車がないと厳しいかもしれません。
30分ほどふらふらして、たった一つ目的地にしていたこちらへ。
駅からすぐの場所にあるのが…
のんきに朝のおやつを食べて(礼文でも朝からまんじゅう食べてたな…)、駅へ戻ります。
ということで小一時間ほどの岩見沢滞在でした。
駅構内はとっても綺麗。食べ物屋さんが多いのかもしれないなぁ、岩見沢。
ということで出発~
【離島編①-4礼文島】帰りたくない症候群。2019.06.
最終日。
朝のフェリーにするか、昼のフェリーにするか…と悩み、到着前までは朝便で稚内へ戻り、宗谷岬やノシャップ岬へ行ってみようかとも考えていました。
が。
らぶれぶん(LOVE礼文)過ぎたので昼便に乗ることに。
ということでのんびり支度をして、チェックアウト。
山光さん、3日間ありがとうございました。快適だったなぁ。
朝っぱらから向かったのは、
実は、2日目の夕方(トレッキング後)にもお邪魔し、ラス1だった礼文まんじゅうをいただいたのでした。
それがとってもおいしくて、最終日も~。
前日にうかがったところ、朝は8時から(!)お店を開けているそうです。
この日はべこ餅も購入。
何をしようかなーと町をぶらぶら。
郷土資料館も行ってみたかったのですが受付にどなたもいらっしゃらず、チキン過ぎて事務所に声をかけられず。。
次回のお楽しみに。しかし、ロビーでは大分寛がせていただきました。
ということで向かったのは厳島神社です。
入口は引き戸が締まっているのですが、開けるとお賽銭箱やお守り購入(セルフ)、そして中に入ってみることができます。
こちらで素敵なのが、なんといっても天井画!
その後は町の中をふらふら。
学校を発見したり、学生さんの自転車置き場が物珍しかったり、商工会の方が何かの撮影をしていたり…本屋さんはお休みで行けなかったので、今度行くときは立ち寄ってみたいです。
さて。時間が余りまして…
港でべこ餅と礼文まんじゅうをいただきました~。
どっちもおいしい。
そのあと、ひっそりと集めていたスタンプラリーが4つ押せたので窓口へ。
礼文での最後の食事。何を食べようーと思うも、さっきおやつも食べたし…
でも稚内着いたら14時過ぎだし。。
ということで、フェリーターミナル向かいの花文さんで塩ラーメン。
いよいよお別れ。
たった3日間でもHome感がすごい。誰も見送りに来てなくても寂しすぎる。。
悲しみに暮れすぎて、同じような写真がたくさん撮れました。動画も。
たまに見返してます。くぅ。。また絶対に行くぜー。。
おまけです。
帰りの飛行機、夕暮れ時だったので信じられないくらい美しい景色が…!
おまけその2。
札幌のミニ大通にある、ルパティスリーウノズさんに行きました!
うのず製菓さんの息子さんが開かれているケーキ屋さんです。
ケーキはどれもおいしそうですが、お目当てはもちろん、桃岩シューとアツモリロール!
許可をいただいて写真を撮らせてもらいました。
大変に長くつづりましたが、道内あちこち行ってみる企画第4弾は、大満足のうちに終了です!
宗谷管内、他の町にも訪れてみたいです。