トモノモト

道内あちこち行ってみる企画。

【番外編①東京】ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812を観てきた。2019.01.

東京に行くチャンスがあったので、 

 

ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812を観てきました。

原作は、ロシアの文豪トルストイの「戦争と平和」。

お恥ずかしながら読んだことがなく、にわか勉強で観劇。

大前提の人間関係(相関関係)が非常に入り乱れる有名文学作品あるある。

冒頭で各登場人物を紹介するナンバーがありますが、初見だとついていくのはなかなか難儀です。

予習してもところどころ置いて行かれました。が、とても面白かったです。

ストーリーは復習しながらでも楽しめるので、今、楽しんでいます。

 

どのナンバーもとても素敵でしたが、中でも

エレン(霧矢大夢さん)の歌う「チャーミング」はとても印象的。

宝塚時代に何度も拝見していたけれど、女優としては今回が初めて。

とてもクールでエレガントでパワフルで賢い、登場する人々の中で一番憧れる存在でした。

そして、忘れられないのが「ナターシャ・アンド・ボルコンスキィ(ナターシャとボルコンスキー親子)」。

ナターシャ(生田絵梨花さん)とマリア(はいだしょうこさん)の奏でる不協和音があまりにも美しくて…!

こんなにぴったりと合った不協和音(日本語だけ見るとめちゃくちゃ)は初めてで、

とても心地よい不協和音(やっぱりめちゃくちゃ)でした。

 

舞台の中にコメットシートと呼ばれる客席があること、

2階席含めて客席下りがとても多いこと、

照明が信じられないくらいきれいなこと、

などなど、色々と刺激的で勉強になりました。